【終了】遺言・遺贈寄付基礎セミナー

11月30日「遺言は“最後の意思表示”」をテーマに、「遺言・遺贈寄付基礎セミナー」を開催しました。

群馬司法書士会様に講師派遣とご後援をいただき、遺言の種類、遺言でできること・できないこと、遺留分、遺言書の書き方、訂正方法、財産の行方、遺贈寄付先について幅広くお話いただきました。

遺贈寄付とは、亡くなった後に自分の財産を寄付として託す仕組みです。「財産がないから関係ない」と思われがちですが、財産の一部の少額から可能です。

ちょうど昨夜(12/3)のNHKニュースウォッチ9でも「相続人無き遺産が急増」と特集されていました。2024年に相続人不在で国庫に納入された遺産は過去最高の1,291億円で、この10年で3倍になっているそうです。

番組では、動物園に寄付された例や、本好きなので本に関する団体と、植物が好きだった亡き弟のために自然保護団体への2箇所に遺贈寄付を決めている方が紹介され、「あとはスッキリと自分のために生きられる」と話されていました。

注意点は、遺贈したい団体が自分の意に沿うものかどうか、しっかり確認することが大切と、締めくくっていました。

後半は特別企画として、アマチュア落語家としてご活躍の都家前橋(みやこやぜんきょう)さんの落語をお楽しみいただきました。今回のテーマや年代に合わせた演目で、会場はリラックスした雰囲気になり、大好評でした。

アンケート結果では、セミナー・落語ともに満足度が高く、質疑応答では参加者の皆さまの関心の高さを実感しました。群馬の遺贈寄付先として、ぐんま未来基金を思い出していただけるように、今後もこうしたセミナーを続けていけたらと思います。

セミナー内で代表理事からぐんま未来基金の活動紹介をしています。まだ ぐんま未来基金を詳しくご存じない方は、ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=XjjDQdrOnts

最後に、ご寄付で成り立っている ぐんま未来基金 の趣旨をご理解いただき、ボランティアでご協力してくださった渋川市の清水合同事務所 司法書士の清水俊作先生と、アマチュア落語家 都家前橋さんに心より感謝申し上げます。